令和2年度高齢者虐待防止調査結果について
2021年12月28日
令和2年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果が公表されましたので、御案内いたします。
調査結果によると、高齢者虐待と認められた件数は、養介護施設従事者等によるものが令和2年度で595件であり、前年度より49件(7.6%)減少したのに対し、養護者によるものは 17,281件であり、前年度より 353件(2.1%)増加しています。また、市町村への相談・通報件数は、養介護施設従事者によるものが 2,097件であり、前年度より170件(7.5%)減少したのに対し、養護者によるものは 35,774 件であり、前年度より 1,717件(5.0%)増加しました。
養介護施設従事者等による高齢者虐待について、虐待の事実が認められた595件の事例を対象に、施設・事業所の種別でみると、「訪問介護等」は31件(5.2%)でした。
厚生労働省
令和2年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果